スープジャー生活

始めたのが2020年の1月だから、スープジャー生活も2年めの半ばを過ぎた。 THERMOSのホームページでレシピを担当しているお弁当研究家・野上優佳子さんの『スープジャーで楽するお弁当生活』を見ながら、ジャー選びも楽しかったし、毎日の調理はぽんこつ隠…

このごろの音楽生活

買い物の途中、BGMで流れていた聞き覚えのある旋律に手が止まる。しばらくピアノトリオを聴いていなかったので懐かしくなって、帰ってから保存用のHDDを引っ張り出してきた。 還暦を迎えたころ、大人のJAZZを楽しめるようになりたく、巨人たちを紹介したCD付…

高齢社会白書

昨日発表された内閣府の『高齢社会白書』によると、「家族以外で相談や世話をしあう親しい友人がいない」と老人の31.3%が答えていて、高齢者の孤立が深刻な課題になっているのだという。 なんだオレだけじゃないんだ、と思う一方、違うものがふつふつとわき…

トンイとの60日

麗しのハン・ヒョジュがヒロインを演じて国民的人気を得た「トンイ」をCSでやるというので早速チェックすると、なんと全60話もあるという。 もとより興味も知識もない朝鮮王朝時代の歴史ドラマである。隠居がいくら暇だからといって最後まで息が続くであろ…

リカバリーガン

髪を伸ばしはじめた可愛い孫にとドライヤーを検索している時だったから、同じような形のものに敏感になっていたのだろう。しかしこれは先端に大きめの球状のものがついていて、いったい何だろうと興味をそそられる。 正体は「リカバリーガン」なるもので、ア…

誤作動する脳

陽射しの中、年配の女性がやわらかく微笑んでいる。その上に「時間感覚 失われても」というタイトル。ああまた認知症の話か、と申し訳ないが瞬時に興味が失せる。たぶん自分のことを言われるのが嫌で脳が避けているんだろう。新聞の ”オピニオン&フォーラム…

オシリを洗うのはやめなさい

かようなタイトルの本の宣伝を見たのは2月の最終日だった。読書しながら優雅な洗浄タイムを(いつもちょっぴり長めに)楽しんでいた隠居はドキッとしたのである。 オシリの洗浄・オシリ拭きの使用が、逆にオシリトラブルの原因になっていると知ってショック…

マイナンバーカード顛末

運転免許証から健康保険証まで、これからはマイナンバーカードが必須、といわんばかりの喧伝に煽られて、そうなってからバタバタするのも嫌だしとついにわが家でも申請に及ぶことになった。写真さえあればパソコンからできるというじゃないですか。 ところが…

おやじのせなか

「おやじのせなか」という新聞のコラムで、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが幼稚園の頃の記憶を書いている。 その日はないことに父の膝の上で絵本を読んでもらっていた。子供にとってはかけがえのない思い出であるはずなのに、幼い私は、つっかえつっ…

ボーダー二つの世界

1日たっても異界からもどってきたような感覚が抜けない、こんな映画は初めてである。まったく予備知識がないまま「ボーダー 二つの世界」を見た。正解だった。知っていたら初めから見ようとは思わなかったろう。 旅客が歩いてくる長い通路に税関の制服を着…

母の引っ越し

長く一人暮らしをしていた母が、少しずつできないことが増え、心細さを訴えるようになり、ついには介護付きホームに入居するに至ったのは95歳の時でありました。ところが建物の老朽化につき、少し離れた場所に新築移転するとのこと。いやこれはたいへんなこ…

花子と先生の18年

歳を追うにつれて共感力をどんどん失いつつある隠居も、時にどうしたのかと思うほどエモーショナルになってしまうことがある。フジテレビ「ザ・ノンフィクション」の『花子と先生の18年〜人生を変えた犬』を見ているときのこと、何度も声をあげて嗚咽しそう…

坂之上洋子さん

自分の気持ちを見失ったとき指針にしたいと思える人に、坂之上洋子さんがいる。 始まりは、ブックオフでたまたま見つけた岩波ジュニア新書『なんにもないけどやってみたープラ子のアフリカボランティア日記』だった。著者は「栗山さやか」さん。 109のショッ…

愛と銃弾

イタリアのアカデミー賞で作品賞など5部門制覇という鳴り物入りの映画『愛と銃弾』に、2度めの挑戦。ネットでも、唐突過ぎるミュージカルと主人公の身勝手さにはついていけない、という評があるように、私も一度はしっかり挫折した。しかし今回は面白かっ…

マドンナと出会う

映画『ジェイソン・ボーン』シリーズのスピンオフ・ドラマとしてUSAネットワークで放送された「トレッドストーン」。ここで訓練された”セミ”のひとりとして登場したのが、ハン・ヒョジュという女優さんとの初めての出会いでありました。 北朝鮮に住む平凡で…

しんてん

料理研究家・引頭佐知さんが広告代理店に勤めていた若かりし頃、昼休みにいつも美しいハーモニーを聴かせてくれる2人の同僚がいた。1973年、その”川口っち”と”星のっち”は「星と川」として自主制作でわずか50枚のレコードを作り、「しんてん=親展」と名付…

宿無し弘文

スティーブ・ジョブズが禅に傾倒していたことは聞いていたが、「誰に」というところまでは知らなかった。新聞の読書欄で出会った、柳田由紀子さんの『宿無し弘文』こと、乙川弘文である。 京大大学院で仏教研究を修めた超インテリ、国際布教師としてアメリカ…