Wong Wing Tsan

  瞑想のピアニスト、と呼ぶのだそうな。香港出身の父と日中ハーフの母の間に神戸で生まれたウォンさんは、ジャズプレイヤー江夏健二として活動を始め、やがて即興演奏を取り入れたヒーリング・ミュージックの世界にたどりつく。今や日本のニューエイジ・ミュージックシーンの第一人者であるらしい。

 朝、この人のピアノを聴くと何とも贅沢な気持ちになる。せっかくだから朝のウォーキングの時もずっと聴いていたい。

 1994 Blissful City ブリスフル・シティ

    1996 Fragrance フレグランス

 2002 九寨溝 水のうた、森のねむり NHKスペシャルサウンドトラック

 2008 As Serene As Poetry

 2010 Serene Hill (2CD)

 2011 I Touched The Moon

 で、取り出してきたのが初代iPod shuffleである。はたしてまだ現役で使えるのだろうか。

 もちろんその当時のiMacがあればこそなのだが、古い音楽を消去して、Wong Wing Tsanの手持ちのアルバムを全部ほうりこむ。さいわい取説もダウンロードできて、今週はずっと彼のピアノを聴きながら散歩コースを歩いている。