グリーンルイボスティー

 中国で大量に頂いてきたプーアール茶にはじまり、韃靼そば茶、黒豆茶、大豆茶、柿の葉茶、ねじめびわ茶、とさまざまなお茶を試してきたが、去年の12月から河村農園の有機ルイボスティーを始めることになった。南アフリカでしか採れないというこのお茶、ノンカロリー、ノンカフェイン、ミネラル・ポリフェノールが豊富で、抗酸化、代謝アップ、アレルギー症状の緩和、便秘にもよいという、隠居にもぴったりのスグレモノらしい。沸騰した600mlのお湯にティーバッグを放り込んで5分蒸らすだけで色も味もしっかり出る。

 問題はこの独特の癖の強い風味である。好きかと聞かれれば好きではない。そのうちに慣れるかと思えばうーん微妙に慣れない。そこで今年の元旦から、「飲み比べ」でセット買いしたグリーンルイボスティーのほうを試してみることにした。まさか青臭い癖強の味がすんじゃないだろうなあといささか案じながら。

 グリーンルイボスティーは5分煮出す手間があるが、いやーこれならリピOK。癖はまったくなく、ポリフェノールは10倍、とレッドルイボスティーよりずっと栄養価が高いらしい。もともとの茶葉は同じだが、緑茶と同じように発酵させないで作るため、生産量が少なく、値段もお高めなのだとか。でも次買うなら絶対グリーンでしょ、というほど気に入った。

 利尿作用があるので確かにトイレの回数は増えるが、気持ちよく出るので困った感はないしお通じも快調だ。奥さんもこれを飲むと必ずあるので朝の1杯が習慣になった。