星占いを見ていたら、「性根が飽きっぽい」と書いてあって、そうか、単なる歳のせいではなかったんだ。確かに朝の音楽も、しばらくパワープレイしたらすぐに次の歌い手さんがほしくなる。ひとつところに留まれず、永遠に「お気に入り」を探し求めているような感じ。でも「お気に」ってそう簡単には見つからないんだよねえ。
「クワイエット・ストーム」やら「AOR」やらは探し尽くしたので、苦し紛れに「大人Jazzしっとり」なんてやっても、未知の逸材はなかなか現れてくれない。でもこのごろは「似たテイストの歌手」という探し方を覚えて、やみくもにジャケ買いしている頃よりずいぶん精度はよくなった。昨日も、「ステイシー・ケントと似たテイスト」とやってみると、Chantal Chamberland シャンタル・シャンペランという知らない名前に行き当たった。
これは久々のヒットかもしれない。この人、「スモーキー」「ジャージー」という隠居の「お気に」の２代条件をしっかり満たしておられる。朝より夜が似合うかもしれない。
１枚まるごとフランス語のアルバムがあるからフランスの出かと思いきやカナダの人だという。k.d.ラングしかり、ブーブレさんしかり、カナダってほんとにボーカリスト大国だよなあ。しばらくはシャンペランさんとの朝食を優雅に楽しむことにしましょう。
